MonotaROは配送日時を指定できるサービスを始めた

工具通販大手のMonotaROは、電子商取引(EC)サイト「モノタロウ」で注文した商品の配送日時を指定できるサービスを始めた。ヤマト運輸と連携し、商品を受け取りやすい環境を強化する。利便性の向上でECサイトの継続的な利用を促すとともに、再配達を減らしたい考えだ。

ヤマト運輸の個人向け会員サービス「クロネコメンバーズ」に登録すれば、配送日時を指定できるサービスをこのほど始めた。登録しなくてもMonotaROの「置き配」サービスの利用者は、ヤマト運輸の配達予定日を通知するメールからサービスを受けられる。

MonotaROはクロネコメンバーズの登録者や置き配サービスの利用者でなくても、配送日時を指定できるようサービスを拡大するという。同社は2023年11月に関西や首都圏など14都府県で法人と個人事業主向けに置き配サービスを始め、24年5月には全国展開し対象を個人まで広げた。

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