大阪観光局は27日、観光客向けに独自開発したアプリ「Discover OSAKA」にNECの顔認証決済機能を搭載すると発表した。事前に顔写真やクレジットカード情報などを登録すると、店舗に設置されたカメラに顔をかざすだけで支払いが完了する。
10月以降、大阪市内の観光施設など約10店舗で決済サービスが利用できる予定。対応する店舗は順次増やしたい考えだ。登録者数は24年度中に1万人を目指す。
同アプリに、観光スポットで仮想のハローキティと記念撮影ができるサービスや、交通関連のシェアリングサービスを手掛けるNearMe（ニアミー、東京・中央）による相乗りタクシーの配車システムを導入することも発表した。
同局の溝畑宏理事長は「ストレスフリーでシームレスな施策を盛り込んだ」と説明した。
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