「道の駅はが」で使える商品券や温泉の割引券がセットになった1日乗車券のイメージ

宇都宮市と隣接する芳賀町を結ぶ次世代型路面電車「芳賀・宇都宮LRT(ライトライン)」を運行する宇都宮ライトレール(宇都宮市)は20日から、芳賀町の道の駅で使える商品券などが付いた1日乗車券を発売する。観光資源を生かして乗車を促す。

料金は2000円で1000円の1日乗車券に「道の駅はが」の飲食・物販店で使える700円分の商品券、施設内の「ロマンの湯」を半額の300円で入浴できるチケットが付く。沿線のギョーザ店で使える商品券付きの1日乗車券(1300円)を販売しているが、観光施設との連携は初めて。「今後も他の施設やイベントとコラボしたい」(同社)

道の駅や「宇都宮駅東口」停留場などで乗車3日前から購入できる。道の駅は「芳賀町工業団地管理センター前」停留場近くからバスで10分程度。

20日には道の駅で芳賀町の町制施行70周年のイベントを開く。宇都宮工業高校の学生が作った「ミニLRT」の乗車体験やLRTグッズの即売がある。LRTの乗客数が2023年夏の開業以来300万人に近づいていることから先着300人にLRTの刻印入り菓子を配る。

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