パナソニックホールディングス(HD)傘下の電池事業会社、パナソニックエナジーは26日、アルカリ乾電池の包装材を新しくすると発表した。包装に使われる紙やプラスチックの使用量を削減し、環境に配慮した製品として顧客に売り込む。

パナエナジーが販売する「パナソニック アルカリ乾電池」の包装材を8月から刷新する。単1形〜単4形の2本入りや、単3形と単4形の4本入りなど、計7製品で新包装を採用する。製品により異なるが、包装材料の使用量を4〜6割削減できるという。

主力製品のアルカリ乾電池である「エボルタNEO」や充放電式のニッケル水素電池「エネループ」などでは材料の使用量を抑えた包装材を2021年以降順次採用している。「パナソニック アルカリ乾電池」にも新包装の採用を広げることで、従来に比べ年間計31トンの材料削減につなげる。

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