絵本作家の鈴木のりたけ氏(左から2番目)やお笑いコンビの「中川家」がイラストを公開した(25日、JR品川駅)

JR東海は25日、東海道新幹線の開業60周年のイラストを報道陣に公開した。浜松市出身で同社の新幹線運転士でもあった絵本作家の鈴木のりたけ氏が沿線の名所や駅弁なども配して描いた。品川駅の改札内に巨大パネルとして掲示し、長年新幹線を利用してきたシニアから若年層までに60年の歩みを伝える。

JR東海は60周年で運転体験イベントや記念腕時計の販売などを展開しており、今回のイラストもその一環。50周年や40周年のイラストは新幹線の車両が主役だったが、今回は人生のさまざまな場面で新幹線を利用する乗客に焦点を当てた。他の新幹線駅にも今後掲示を予定する。

鈴木氏は同日、「人が集まる駅で何か仕掛けたいと思いJR東海に入社した。感慨深い」と話した。浜松名物「うなぎパイ」も描かれており、「思い入れが強く、外せない」と語った。

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