大塚製薬の「カロリーメイト」(ブロック)

大塚製薬は栄養補助食品「カロリーメイト」のブロックタイプを生産する新ラインを、このほど徳島第二工場(徳島市)内に稼働させた。同じ徳島県内にある徳島ワジキ工場(那賀町)との2工場体制を敷き、ブロックタイプの生産能力を合計で従来の1.5倍に引き上げた。

設備投資額など新ラインの詳細は公表していない。ただ、生産工程を計画段階から一元管理する情報システム(MES)を採用して品質管理を徹底。二酸化炭素(CO2)の排出抑制につながる製造機器なども導入したという。重量物の運搬を補助するロボット装置も取り入れた。

カロリーメイトは1983年に登場した。ブロックのほか、ゼリーやリキッドの3タイプがある。徳島第二工場は徳島市の今切工業団地内にあり、医薬品や栄養製品を生産している。

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