損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構が、自動車保険料を算定する目安となる参考純率を引き上げる方針を決めたことが24日、分かった。損保各社は2026年以降の保険料に反映する見通しで、引き上げは24年から3年連続となる。物価高による修理費の高騰に加え、新型コロナウイルス禍で減った交通量が回復し、事故が増加したことが影響した。
機構は、参考純率を平均5.7%上げる方針を決めた。加盟社は参考純率を参考にして自社の保険料を決める。具体的な改定率は車種や補償内容によって異なる。
自動車保険は、事故の増加や修理費の上昇で採算が悪化している。
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