岩手銀行とICT(情報通信技術)関連4社は21日、地域のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に関する包括連携協定を締結した。中小企業の多くが人手不足や業務の属人化といった課題を抱えており、DX活用で解決を目指す。
協定を結んだのはキーウェアグループ、サイボウズ、フリーとNTT東日本。岩手銀は4社と協力して企業向けセミナーや勉強会を開き、ICTコンサルティングや技術サポートをする。
岩手銀は「今後3年で千件の(DXに関する)相談」(デジタル推進部)を目標にする。同行は現在の中期経営計画で「企業や地方公共団体が求めるIT・デジタル化に関する課題を解決し生産性の向上を実現する」ことを掲げている。4社とはそれぞれつながりがあり、例えばフリーのデジタル人材育成プログラムには一部行員が参加した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。