高崎高島屋(群馬県高崎市)は日本酒の品ぞろえから人工知能(AI)がお薦めを選んでくれるシステムを地下1階の和洋酒売り場に導入した。顧客の気分や贈る相手のイメージなどについて質問に答えると見合った銘柄を提案する。
風味の言語化システムを手掛けるスタートアップ、セントマティック(東京・渋谷)の「KAORIUM for Sake」に対応したタブレット3台を売り場に置いた。「気分」や「味わい」「ギフト」から選ぶと日本酒のうち50種から3本を薦める。
日本酒の味わいなどについて混雑時は従業員が十分に説明できない場合もあった。新システムで接客を補い、「決まったお酒しか飲まない人に発見を提供し、日本酒に詳しくない人も楽しみながら選んでもらえれば」(同社広報担当)という。
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