イオンは生ライチなどベトナム産品を並べたフェアを開いた(21日、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンmori)

イオンは本州地域の総合スーパーの360店舗でベトナムの名産品を販売するフェアを始めた。23日までの実施する。フォーなど屋台料理を総菜売り場や屋外のキッチンカーで販売するほか、新鮮な農産品や工芸品も取りそろえる。フェアは今年で8回目で、今年は売上高を前年に比べ2割増やしたい考えだ。

110品目を販売する。米粉の蒸し麺「フォー」やベトナム風サンドイッチ「バインミー」などを総菜売り場で並べる。イオンレイクタウンmori(埼玉県越谷市)では屋外に人気店のキッチンカーが5店舗そろい、ランチ需要を取り込む。

殻付きマカデミアナッツなどベトナム産が並ぶ(21日、イオンレイクタウンmori)

冷凍していない生ライチや殻付きのマカデミアナッツといった新鮮な農産物や加工食品など現地の人気商品も用意した。イオンは同国内で商業施設など約250店舗を出店し、政府との連携を深めている。

21日には同国の政府関係者を呼び、記念式典を開いた。ベトナム商工省のファン・ティー・タン副大臣は「日本は最大級の貿易国の一つで、イオンが架け橋となった。日本の方にベトナムのソウルフードを満喫してもらいたい」とあいさつした。

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