キヤノンMJは、仮想空間における企業の採用や営業活動のイベント開催を支援する(画像はイメージ)

キヤノンマーケティングジャパン(MJ)は18日、メタバース(仮想空間)でのイベント開催を支援する企業向けサービスを始めると発表した。企画からコンテンツ作成までを一貫して請け負う。営業や採用に活用したい企業の需要を取り込む。

企業から「製品紹介を仮想空間で行いたい」などの依頼を受け、イベントの企画から、空間内で流す動画制作、当日の運営などを受託する。スタートアップのジクウ(東京・港)が手がける仮想空間を利用する。

利用料は最低で300万円(税別)。顧客企業は仮想空間でのイベント開催のノウハウがなくても、オンラインで大規模な集客ができる。時間と場所を選ばずに参加できる仮想空間は集客機会につながるとして、採用や製品紹介に利用する動きが広がる。2026年末までに、50社へのサービス提供を目指す。

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