【ブリュッセル共同】欧州自動車工業会が20日発表した5月の欧州連合(EU)各国の乗用車新車登録台数は、前年同月比3.0%減の91万1697台だった。前年を下回るのは2カ月ぶり。電気自動車(EV)の販売減少などが響いた。

 EVは12.0%減の11万4308台だった。購入時の補助金制度が打ち切られたドイツなどで販売が失速した。ガソリン車とディーゼル車の販売も減少。一方、ハイブリッド車(HV)は伸長し、全体の販売の3割を占めた。

 日本勢は好調だった。トヨタ自動車は、高級ブランド「レクサス」を含めて13.0%増の6万9742台。日産は7.2%増、スズキは4.6%増と好調だった。

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