20日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落し、前日終値からの下げ幅が一時300円を超えて3万8200円台を付けた。取引材料が乏しい中、前日に欧州株式相場が下落したことで投資家心理が冷え、20日の東京市場も売り注文が先行した。
午前終値は前日終値比246円66銭安の3万8324円10銭。東証株価指数(TOPIX)は19.08ポイント安の2709.56。
欧州株下落の背景には、国民議会(下院)選を6月末に控えるフランスの政治情勢や財政見通しへの不透明感がある。19日の米国株式市場は、祝日のため休場だった。
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