茨城県ひたちなか市が出資する第三セクターのひたちなか海浜鉄道の2024年3月期決算(単体)は最終損益が713万円の赤字となった。4年連続の最終赤字だが、新型コロナウイルス禍が落ち着いたことで輸送人員が増えて収入が回復し、赤字幅は前の期の1399万円から半減した。
売上高に相当する営業収益は前の期比3%増の2億4998万円となった。国営ひたち海浜公園などを訪れる観光客の増加などが寄与し、輸送人員は5%増の116万人と08年に開業してから最多だった。
人件費上昇などが負担になり、営業損益は5634万円の赤字(前の期は7497万円の赤字)だった。
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