イオンリテールは7月19日に「そよら成田ニュータウン」を開業する(外観イメージ)

イオンリテールは18日、ショッピングセンター(SC)「そよら成田ニュータウン」(千葉県成田市)を7月19日に開業すると発表した。商業施設「ボンベルタ成田」を全館リニューアルする形で出店する。同社が展開を進める都市型SC「そよら」が千葉県に出店するのは今回が初めて。年間400万人の来店を目指す。

そよら成田ニュータウンの売り場面積は約3万5730平方メートル。専門店が約80店入り、そよらとしては最大規模の旗艦店となる。周辺にはシニア層に加え、20〜40代も多く居住しているという。イオンリテールの簑原邦明執行役員は「既存客にも日常的に使い勝手がよく、子育て世代からも熱烈に支持されるようなそよらのフォーマットを磨き上げていきたい」と意気込む。

核店舗としてイオンスタイルが入り、鮮魚や精肉、店内調理のスイーツなど食料品を充実させる。ボンベルタ成田に出店していた米菓・和菓子店の「銀座あけぼの」の銘菓や化粧品・アパレルブランドなども継承する。

成田市内には既に広域商圏のイオンモール成田や郊外型SCのイオンタウン成田富里が出店している。今回開業するそよら成田ニュータウンと合わせた3店で市民のあらゆるニーズに応えることを目指すという。

イオンリテールが2020年から展開するそよらは「日常生活で一番便利な都市生活拠点」をコンセプトに掲げ、日常の買い回り品をそろえ高頻度で来店してもらうことを想定している。

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