丸亀製麺は25日から、うどんを原料に使ったドーナツの販売を始める(18日、東京都渋谷区)

トリドールホールディングス傘下の丸亀製麺は18日、うどんから作ったドーナツを全国の店舗で25日から販売すると発表した。店舗で製麺するうどんをペースト状に加工し、もちもちした食感のドーナツに仕上げた。うどんを食べた後のデザートや小腹が空いた時のおやつとしての利用を見込む。

新商品は「丸亀うどーなつ」(5個入りで300円)。各店舗で一つずつ生地から手作りする。うどんをミキサーにかけ、できた生地を一口大の大きさに丸く成形した後、油で揚げる。プレーンのドーナツ5個を紙袋に入れた状態で販売し、店内に用意した味付け用のパウダーを袋に入れてドーナツにまぶして食べる。味は「きび糖味」と「やみつきカレー味」の2種類を用意した。

丸亀製麺の山口寛社長は18日に開いた新商品発表会で「うどんのもちもち食感を生かした商品にこだわり、ドーナツにいきついた。スイーツや間食など様々なニーズに対応した商品で、新しい間食市場を切り開きたい」と話した。

発売に合わせて、19〜23日には丸亀製麺渋谷道玄坂店(東京・渋谷)を改装し、「丸亀うどーなつ」の期間限定店を開く。あんこやアイスなど限定のトッピングやソースを用意し、好みの味付けでドーナツを楽しめるイベントを開催する。

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