はくさん信用金庫(金沢市)が17日発表した2024年3月期の単独決算は、税引き利益が前の期比61%減の1億5900万円だった。能登半島地震で被災した店舗の解体費用などで9700万円の特別損失を計上したことなどが影響した。25年3月期の単独税引き利益は3億1000万円を見込む。

売上高にあたる経常収益は微増の31億円だった。貸出金残高の積み上げのほか、市場金利の上昇で資金運用収益が増加した。本業のもうけを示すコア業務純益(除く投資信託解約損益)は7%増の5億8600万円だった。

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