半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)は17日、三井住友銀行など銀行団との間で2100億円の追加融資枠を設定したと発表した。約5400億円の借り換えも実施した。業績不振に苦しむ中、資金繰りを安定させるとともに、設備投資に必要な資金を確保する狙いがある。

東芝メモリ時代の2019年に銀行団から9000億円を借り入れ、1000億円の追加融資枠を設定していた。今回は返済分を差し引いた約5400億円を借り換えた上で、追加融資枠を当時に比べて2倍以上とすることで、財務基盤をより強固にする。

キオクシアホールディングスのロゴ

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