【北京共同】中国国家統計局が17日発表した5月の消費動向を示す小売売上高は前年同月比3.7%増となった。上昇幅は4月から1.4ポイント拡大した。中国では不動産不況が深刻化し、習近平指導部は買い替え促進などの消費を後押しする景気対策を強化している。

 工業生産は5.6%増だった。電気自動車(EV)などの「新エネルギー車」や集積回路(IC)、太陽光発電パネルなどが好調だった。

 ただEVや太陽光パネルなどを巡っては、欧米が過剰生産を批判するなど圧力も強まっている。

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