埼玉りそな銀行の福岡聡社長(59)が15日までに共同通信のインタビューに応じ、埼玉県内の支店と自社施設を改装し、貧困家庭の子どもなどを支援する拠点を年内にも2カ所新設する方針を明かした。「本来業務の枠組みを超えて、銀行を地域と共創する空間にしたい」と意欲を見せた。
2カ所は同行の研修センター(さいたま市)と、西川口支店(同県川口市)。学校や家庭に居場所がない子どもや、貧困家庭を支援する団体に活動拠点として利用してもらう。福岡社長は、にぎわい創出に取り組む事業者なども誘致することで「誰もが安心して暮らせる街づくりを目指す」と語った。
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