パナソニックが、冷蔵庫の2030年度の売上高を23年度比で約1.5倍にする目標を掲げている。国内では、新製品だけでなく検査済み再生品なども含む販売網を拡大する。海外では、インドやインドネシアなど工場のある国での需要を取り込む。
国内外の工場では生産効率を上げるための改革も進めている。国内唯一の冷蔵庫生産工場で研究開発拠点も備える滋賀県の草津工場では、同じ生産ラインで複数機種を製造する「ミックス生産方式」を導入。在庫を減らし物流コストの削減にもつなげている。
今年5月には、人工知能(AI)を搭載したカメラが庫内の野菜を認識し、レシピを提案する最新の冷蔵庫を発売した。
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