カゴメは14日、自己株式の処分などで最大253億円を調達すると発表した。652万1800株(発行済み株式総数の約7%)を公募で売却するほか、オーバーアロットメントにより最大97万8200株(同約1%)を売り出す。調達する資金は米トマト加工大手インゴマーパッキングの買収費用の返済にあてる。
カゴメは24年1月、インゴマーへの出資比率を20%から70%に引き上げて連結子会社化した。投資額は2億4300万ドル(約360億円)で、金融機関からの借入金で調達していた。
あわせて保有する自己株式のうち、発行済み株式総数の0.51%に相当する48万株を7月31日に消却すると発表した。
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