14日の債券市場では、日銀の決定のあと、日本国債を買う動きが強まり、午後の取り引きで、長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが一時、0.915%まで低下しました。

市場関係者は「これまで長期金利は、日銀による金融政策の正常化が進むとの見方から、1%を上回るなど高い水準で推移してきた。ただ、今回の日銀の決定会合で、国債買い入れの減額の具体的な内容が示されなかったため、正常化には時間がかかるのではないかとの受け止めから、国債を買い戻す動きが出ている」と話しています。

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