14日の東京外国為替市場、円相場は午前中、1ドル=157円台前半を中心に推移していました。

その後、正午すぎに日銀が、金融政策決定会合で国債の買い入れの規模を減らす方針を決めたことが伝わると、円を売ってドルを買う動きが強まり、1ドル=157円台後半まで円安が進みました。

市場関係者は「市場では、今回の決定会合で国債の減額の規模など具体的な内容が示されるという見方が強かったが、次回の会合に持ち越しとなったことから日銀は金融政策の正常化に慎重な姿勢なのではないかという受け止めが出て、円を売る動きが強まった」と話しています。

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