京セラが持つ歯科医院への販売網を活用する

第一三共傘下の第一三共ヘルスケアは17日、歯周病予防の自社ブランドについて京セラと販売特約店契約を結んだと発表した。インプラント製品を展開する京セラの歯科医院への販売網を活用する狙い。スーパーやドラッグストアなどの小売店以外に医院での取り扱いも増やし、消費者にアピールする。

22日から京セラを通じて「クリーンデンタル」ブランドの歯ブラシと歯磨き粉を販売する。インプラントは施術で歯茎の炎症が起こるリスクがある。セルフケアによる対処策として医院を通じた販売提案を見込む。第一三共ヘルスケアは取扱品目を今後増やしていく方針だ。

両社は口腔(こうくう)の分野で連携を深める方針も明らかにした。具体的には医院向けに特化した製品の開発を検討している。

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