【シリコンバレー時事】ソニーグループ傘下の映画製作会社、米ソニー・ピクチャーズエンタテインメントは12日、映画館チェーンで北米7位のアラモ・ドラフトハウス・シネマを買収したと発表した。同社は劇場内で酒などの豊富な飲食サービスを提供し、熱心なファンを抱える。買収を通じ、体験型事業を強化する。

米メディアによると、米国での製作会社による映画館チェーン買収は約75年ぶり。独占への懸念から、司法省が1948年に製作会社の映画館チェーン買収を禁止したが、2020年に解禁されていた。

アラモ創業者や米投資会社フォートレス・インベストメント・グループなどから株式を取得した。取得額は非公表。ソニー作品以外も引き続き上映する方針だ。

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