新潟県は17日、県独自の省エネ基準を設けた「新潟県版雪国型ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)」の普及に向け協議会を設立すると発表した。住宅関連団体や金融機関、県などが情報を共有・集約し、事業者への支援や県民への普及啓発に取り組む。22日に設立総会を開催する。
新潟県は雪が多く寒冷な気候に合わせ、国のZEH基準より断熱性能、気密性能が高い独自基準の「新潟県版雪国型ZEH」を設定している。協議会の設立に加え、雪国ZEHの特長を伝える動画の公開や普及促進に取り組む建築事業者などの登録制度も始める。
新潟県の花角英世知事は協議会設立の狙いについて「雪国ZEHの普及に向け、関係者の機運を盛り上げて導入を加速していきたい」とした。
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