板垣は「グランド吉岡店」を8日にグランドオープンする(5日、群馬県吉岡町)

眼鏡・補聴器販売の板垣(群馬県伊勢崎市)は中型店だった「吉岡店」(同県吉岡町)を約1.5倍に増床し8日に全面開店した。吉岡町は前橋市や高崎市のベッドタウンで人口が増えている。増床により年間の店舗売上高を約4割増やす。

店名は「グランド吉岡店」に変えた。店舗面積は約300平方メートルとなり大型店と位置付ける。商品数は約2500点とほぼ倍増。有名アパレルブランドの眼鏡を新たにそろえ、サングラスとスポーツ眼鏡も強化した。補聴器相談室を2部屋備え、精密に聴力を診断できる防音室も設けた。

「グランド吉岡店」では補聴器相談室を2部屋設けた

子ども用眼鏡も150本以上そろえる。店内には同社初のカフェコーナーを設けた。営業企画部の信沢佑希副部長は「親子3世代で来てもゆったり楽しめるようにした。今後のモデル店としていきたい」と話した。

5000万円以上を投じて駐車場の一部に店舗を広げた。増床改装は2015年12月の太田本店以来。今後4年間で吉岡店を含む約10店舗の増床や改築・移転などを計画し、大型化を進める。

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