東芝のメモリー半導体事業を前身とするキオクシアホールディングス(東京)が、三菱UFJ銀行など銀行団から新たに1千億円規模の融資を受ける方向で調整していることが11日分かった。これとは別に6月中に返済期限を迎える融資枠を含む約6600億円は借り換えする方針だ。  キオクシアは業績不振が続くが、足元で半導体市況は回復しており、早ければ年内に上場する方針だ。銀行団は成長を見込んで支援を継続する。  今週中にも銀行団がキオクシアに対し、正式契約を前に融資を表明する文書を提示する。関係者によると、まずは借り換え支援を優先する可能性もある。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。