守山市の森中高史市長はスタートアップ支援でまちおこしを目指す

滋賀県守山市は14日、同市をフィールドとする社会課題解決の実証実験の提案公募を始める。同市は「起業家の集まるまち」を標榜しており、県内外のスタートアップ支援が念頭にある。募集期間は7月24日までで、書類選考やオンラインでのプレゼンテーションなどによる2回の審査を経て8月20日に採択案と事業者を決定する。9月上旬に開始セレモニーを開き、2025年2月までの実験を支援する。

守山市としては初めての取り組みで「守山市官民連携プロジェクトサポート事業」と名づけた。補助金の上限は100万円で、予算総額は500万円だが、守山市の担当者は「補助金を求めない事業者なども想定しており、採択が5件を超える事態もあり得る」と説明する。採択された実験に対しては同市が①市内での調整②参加者などの募集③告知――などをバックアップする構えだ。

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