名古屋大学と岐阜大学を運営する東海国立大学機構の航空宇宙生産技術開発センターは7日、三菱重工業や川崎重工業、SUBARUと人工知能(AI)による画像検査技術の共同研究を始めると発表した。航空機産業で将来懸念される熟練労働者の減少に対応する。2024年度中には米航空機大手ボーイングやボーイング・ジャパンを加え、生産技術も含めた研究コンソーシアムの設立をめざす。
共同研究は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究公募に応じて採択された。検査技術の共同研究を契機に、組み立てなど航空機の生産技術に関するコンソーシアムを立ち上げ、生産工程でのロボット活用などを検討する。
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