武蔵野銀行は7月、東京都港区の浜松町オフィスを支店に昇格する。同オフィスを拠点に、埼玉県と経済的な結びつきが強い東京都内で顧客を開拓して融資するだけでなく、ニーズがあれば県内企業にも事業提携の橋渡しをするなどしてきた。支店になることで「今まで以上に機動的な貸し出しができる」と期待する。

武蔵野銀行は浜松町オフィスを支店に格上げする

浜松町オフィスは千葉銀行との包括業務提携の一環で、2018年に開設した。20年3月時点の貸出先の法人数は約80社だったが、24年3月には160社超と2倍近くになった。貸出金残高も約60億円から200億円超へと増えた。

新支店は7月8日に営業を開始する。人員を現行の6人から9人に増やすなど営業体制を強化する。同一フロアに入居する千葉銀行浜松町支店とも、顧客の相互紹介や協調融資など様々な形での連携に力を入れるという。

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