新エリア「ファンタジースプリングス」開業セレモニーに登場したアナとエルサにふんしたスタッフ(6日午前、千葉県浦安市の東京ディズニーシー)

オリエンタルランド(OLC)は6日、東京ディズニーシー(千葉県浦安市)の新エリア「ファンタジースプリングス」を開業した。映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」など3作品をテーマにアトラクションを設けた。国内だけでなく、インバウンド(訪日外国人)の集客増につなげる。

新エリアは2001年のシー開業以来の大規模拡張で、総投資額は約3200億円に上る。約5年かけて完成した。増収効果は年間750億円を見込む。

高野由美子会長兼最高経営責任者(CEO)は開業セレモニーで「東京ディズニーリゾートは今後も進化を続けていく。米ウォルト・ディズニーとの提携でつくり上げた世界観と細部にまでこだわり抜いた美しさは世界に誇れる最高傑作の一つだ」と話した。

開業当初は入場を事実上制限する。通常の入場券(大人1日券7900〜1万900円)で新エリアに入る場合、有料か無料のアトラクション優先入場券などが必要になる。

【関連記事】

  • ・東京ディズニーシーに「アナ雪」の世界 記者が体験
  • ・東京ディズニー、実はホテル大手 1泊30万円開業の勝算
  • ・東京ディズニーで規格外パンからビール醸造、人気じわり
  • ・USJ入場券、最高価格1万900円に上げ TDRと同水準

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。