アサヒビール傘下のニッカウヰスキーは5日、2024年に60億円を投じ、栃木工場(栃木県さくら市)などでたる貯蔵施設を増強すると発表した。創業90周年を機に、品薄解消を図る。ジャパニーズウイスキーは世界的に人気が高まっており、各社は生産体制の強化を急ぐ。
「竹鶴」や「余市」、「宮城峡」などのウイスキーで知られるニッカは21年比で約1割、貯蔵能力を高める。余市蒸溜所(北海道余市町)や宮城峡蒸溜所(仙台市)の増強にも着手する。15~21年にも計約125億円を投じて生産体制を強化しており、25年以降も投資を継続する方針だ。
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