トヨタ自動車の「ヤリスクロス」

 トヨタ自動車は5日、車の量産に必要な型式指定の認証で不正があった「ヤリスクロス」「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」の3車種の生産を6日に停止すると明らかにした。継続中の調査が終わる今月末までは少なくとも止め、その後、国土交通省による出荷停止指示が解除されれば再開を検討する。  停止する3車種の年間生産台数は約13万台。子会社トヨタ自動車東日本が宮城県大衡村と岩手県金ケ崎町に持つ工場の計2ラインが生産を担っている。  ヤリスクロスは小型スポーツタイプ多目的車(SUV)で、主に国内向け。一部の海外向けは生産する。  他の2車種は衝突した歩行者の頭部損傷を確認する項目で不正があった。


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