双日は新興国での脱炭素事業の拡大を狙う

双日は5日、ESG(環境・社会・企業統治)投資支援のSDGインパクトジャパン(SIJ、東京・千代田)に出資すると発表した。新興国での二酸化炭素(CO2)排出量を売買するカーボン・クレジット事業で提携を検討するほか、SIJが出資する脱炭素スタートアップとの連携も探る。双日は東南アジアなどで事業投資を進めており、新興国での脱炭素事業の拡大を図る。

投資金額や手法は非開示。SIJは21年に設立したスタートアップで、大企業向けの脱炭素投資のコンサルティング業務のほか、新興国で再生可能エネルギーの導入支援を手がける。双日とSIJはカーボン・クレジット事業で連携するほか、海外の温暖化ガス削減を日本の技術で支援する「二国間クレジット制度(JCM)」の活用も検討する。

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