「DMMビットコイン」では、先月31日、480億円相当のビットコインが不正に流出し、会社は、暗号資産の買い注文や資産の移動など一部のサービスを停止しています。

流出した顧客のビットコインについて、会社はすべて保証する方針を示していて、5日、保証に向けた資金調達の計画を発表しました。

それによりますと、グループ会社からの資金支援として、すでに50億円を借り入れたほか、増資により480億円を調達するなどして今月10日までに合わせて550億円を確保する計画だということです。

会社は、この資金をもとに、流出した量に相当するビットコインを、市場から順次、調達する方針だということです。

一方、流出の原因については調査を継続しているとしています。

この問題で金融庁は資金決済法に基づいて原因を調査するよう求めていて、管理体制などに問題がないかも詳しく調べる方針です。

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