5日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比17銭円高ドル安の1ドル=155円21~24銭。ユーロは27銭円高ユーロ安の1ユーロ=168円93~98銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ先送り観測が後退した。米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を材料視した円買いドル売りが優勢となった。日銀が国債の買い入れ額を減らすとの見方が強まったことも円買いを後押しした。

 市場では、FRBの動向を見極めるため「米国の経済指標に注目したい」(外為ブローカー)との声があった。

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