IT大手DMM.comのグループで暗号資産(仮想通貨)交換業を手がけるDMMビットコインは5日、ビットコインの不正流出に対応する原資として、グループ内から550億円を調達すると発表した。グループ企業からの増資や借り入れにより、10日までに調達を完了する見通し。流出した482億円相当の全額保証を公表していた。
資金調達は3回に分けて実施する計画で、50億円を3日に借り入れた。7日には増資で480億円を調達し、10日にも追加で20億円を借り入れる。流出相当分のビットコインの調達などに充てるとみられる。
不正流出は5月31日に検知。新規口座開設の審査など一部サービスを制限した。
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