フクシマガリレイは3月、滋賀県に新工場をつくる計画を発表した

フクシマガリレイは4日、2024年の定時株主総会の終了後に「継続会」を開催する方針だと発表した。24年3月期の連結決算に影響を及ぼす可能性のある事案が見つかったため。定時株主総会に参加資格のある株主を対象に開く継続会で、前期の事業報告や会計監査人などによる監査結果報告について、株主の承認を得たいとしている。

定時株主総会は6月26日に大阪市内で開き、取締役の選任議案などを決議する。継続会の日時や場所については総会の終了後に公表する。

フクシマガリレイによると、5月8日の決算短信の発表後、冷蔵設備の据付工事に関する売上高計上の時期などに疑いのある事案が判明し、会計監査人から監査報告を受領するといった決算関連手続きが6月26日までに完了しない可能性が出てきた。

フクシマガリレイは決算への影響の有無を含め「調査中」としている。

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