鈴木俊一財務相は4日の閣議後記者会見で、4月26日~5月29日の期間に実施した総額9兆7885億円の為替介入について「投機的な動きも背景とした過度な変動に対応するために実施し、一定の効果があったと考えている」と述べた。「引き続き為替市場の動向を注視して万全の対応を取っていきたい」と市場をけん制する姿勢も示した。
政府、日銀は円安ドル高が進んだ4月29日と5月2日に円買いドル売りの介入を行ったとみられている。外国為替市場では5月3日に一時1ドル=151円台まで円が買われたが、その後は再び円安基調となっている。
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