台湾積体電路製造(TSMC)の株主総会で発言する劉徳音会長(中央)=4日、台湾新竹市(共同)
【台北共同】半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は4日、株主総会を開催した。劉徳音会長が退く新体制を選出。取締役会を経て魏哲家最高経営責任者(CEO)が会長に就く。人工知能(AI)向け半導体の需要が旺盛な中、今後の事業計画に注目が集まる。 劉氏は、人工知能(AI)向けの半導体の需要が旺盛な状況に触れ「TSMCの将来何年かの成長に対する深い自信」があると強調した。 米中対立を背景にTSMCは生産拠点を分散化。熊本県の第1工場は今年10~12月に量産を始め、第2工場も年内に着工する予定。
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