りそなホールディングス(HD)の南昌宏社長が3日までに共同通信のインタビューに応じ、異業種との連携に向け2030年3月までに3千億円規模を投資する考えを示した。取引先との関係強化を目的に持つ政策保有株式の売却によって得られる資金を充てる。
傘下のりそな、埼玉りそな、関西みらい、みなとの4行の合計は24年3月時点で計約2600億円(簿価ベース)。これを6年で3分の1以下に減らす。
南氏は投資対象として、外部企業との連携を視野に入れた。地方銀行やIT企業を想定しているとみられる。資金の使い道として中堅、中小企業への貸し出し強化も挙げた。
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