エムスリーはミナケアを買収し、事業の相乗効果を狙う

医療情報サイト運営のエムスリーは3日、健康保険組合の運営を支援するミナケア(東京・千代田)を連結子会社化したと発表した。ミナケアが持つ健康データとエムスリーの事業を組み合わせ、予防医療のサービスを広げる。

買収にかかる金額は非公表としている。ミナケアは2011年創業で、企業の健保組合向けの事業やヘルスケアデータ事業などを手掛ける。ミナケアの買収でミナケアの山本雄士社長はエムスリーのチーフ・ヘルスケア・オフィサーに就く。

エムスリーは健康診断の結果や食事などのデータをもとに、健康度合いを測る指標「EBHS Life(エビスライフ)」を開発し、企業向けに提供している。ミナケアのサービスを使う健保組合向けにも提供を広げる。

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