クラウドワークスとサーキュレーションで人材を相互に活用していく

クラウドソーシング大手のクラウドワークスは3日、高度人材の仲介に強みを持つサーキュレーションと資本業務提携すると発表した。サーキュレーションの筆頭株主から24%の株式を16億円で取得し、持ち分法適用会社とする。エンジニアやデザイナーなど両社のサービスに登録している人材を相互に活用する。

専門性の高い人材を抱えるサーキュレーションと開発を担うエンジニアを抱えるクラウドワークスで人材を融通し合い、顧客企業に総合的なサービスを提供する。サーキュレーションは同日、人工知能(AI)開発のPKSHA Technology(パークシャ・テクノロジー)との資本業務提携も発表した。パークシャが5億円で株式を取得し、AIをサービスに活用する。

サーキュレーションは2023年に前社長の久保田雅俊氏が違法薬物所持の疑いで捜査を受けていることを発表していた。クラウドワークスとパークシャとの資本業務提携によって久保田氏の直接保有株はなくなる。久保田氏の資産管理会社の保有分が29%から5%に減る見込みだ。

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