タクシー大手の第一交通産業(北九州市)が、米配車大手ウーバーの日本法人と組み、アプリを通じた高級車のハイヤー事業に参入することが9日分かった。インバウンド(訪日客)などの需要拡大に対応する。年内にも東京都で始め、地方都市に広げる。  都心では日本交通もアプリ「GO」で高級ミニバンを取り扱い、日の丸交通もウーバーのアプリで米テスラのEVなどを配車。地方では広島電鉄(広島市)が2020年にハイヤー運行に参入した。  第一交通は地方の候補地として札幌市のほか、広島、福岡、沖縄県の主要都市を想定。事業開始には一定の車両の確保が必要で、地元のタクシー会社に参加を呼びかける。


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