9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=151円台後半で取引された。  午後5時現在は前日比03銭円安ドル高の1ドル=151円90~91銭。ユーロは35銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円86~90銭。  日経平均株価の上昇を手掛かりに投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、安全資産とされる円を売ってドルを買う動きが出た。ただ1ドル=152円の節目が迫り、政府・日銀の為替介入への警戒感から円の下げ幅は限られた。10日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、市場では様子見ムードも漂った。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。