北陸新幹線の金沢―敦賀間の延伸開業1カ月で、金沢―福井間の利用者も増加した

JR西日本は16日、北陸新幹線の金沢―敦賀間の延伸開業から1カ月で、金沢―福井間を72万3000人が利用したと発表した。並行する北陸本線のサンダーバードなど在来線特急の利用実績と比べて前年同期比で26%、新型コロナウイルス禍前の2019年と比べても12%増加した。

北陸新幹線の金沢―敦賀間は3月16日に開業した。それに伴い大阪―金沢間を運行していたサンダーバードは大阪―敦賀の営業となった。

北陸新幹線の延伸で、東京―福井間は2時間51分と36分短縮された。24年は能登半島地震の影響もあった状況で利用が伸び、JR西日本は「特に首都圏からのアクセス向上で乗客増につながったのではないか」としている。

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