31日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発し、上げ幅は一時200円を超え、3万8300円台を付けた。前日までの3日間で800円超下げた反動から、割安感の出た銘柄に買い戻しが入った。幅広く買われ、ほぼ全面高の展開となる場面もあった。前日の米国株式市場の下落が嫌気され、上げ幅は限定的だった。  午前終値は前日終値比65円83銭高の3万8119円96銭。東証株価指数(TOPIX)は17・11ポイント高の2743・31。  国内では31日の国債市場で長期金利の上昇基調に一服感が出たことも、株式の買い注文を後押しした。30日の米国市場は主要な株価指数がそろって下落した。


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