経済産業省が、次世代半導体の国産化を目指すラピダス向けの融資に政府保証を付ける検討に入ったことが30日分かった。民間金融機関の融資を後押しする。ラピダスは北海道千歳市で工場を建設中で、量産までには計5兆円規模の投資が必要とされ、民間からの資金調達が課題となっている。
経産省は、政府保証の根拠となる法案を整備することも視野に入れている。ただ融資が焦げ付いた場合、国が返済を肩代わりするリスクが予想され、反対の声が上がる可能性もある。
国はラピダスに対し総額9200億円の支援を決定している。
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